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コタロー 桂枝加芍薬湯 エキス細粒
主 治
しぶり腹、腹痛に
腸痙攣・腹痛
【適応症】
しぶり腹、腹痛、胃腸神経症、けいれん性便秘、過敏性結腸症候群、慢性虫垂炎、移動性盲腸、慢性腹膜炎、大腸炎、急性腸炎、慢性腸炎、直腸炎、痔、陰嚢ヘルニア
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1613 | (N60)2.5g×42包(2週間分) | 2,716円(税込) | ||
k1614 | (N60)2.5g×189包(63日分) | 10,733円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【桂枝加芍薬湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈慢性便秘〉 38歳女性。慢性便秘で来店。今までコーラックをのんでいたが、お腹がとても痛くなり下痢してしまうとのこと。便秘の他には特に症状はないが、ときどきお腹が張るという。下剤をのまないと3、4日便通がないとのこと。まず大黄甘草湯を与える。のむと、便はよく出るが、お腹がまだ少し痛くなるとのこと。そこで桂枝加古薬湯を一緒にのむようにすすめる。今度はお腹も痛まず、またお腹が張ることもなくなり、気持ちよく便通がありとても具合が良いという。その後3年ほどたつが、現在も継続して服用している。 ・現代病名:便秘 |
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〈慢性便秘〉 44歳の婦人。慢性の便秘に苦しんでいる。下剤をのむと、通じはあるが、腹が痛んでとても気持ちが悪い。下剤をのまないと、一週間も通じない。そのためか、腹が脹って、ときどき軽い腹痛があり、腰痛もある。月経は正常である。腹診すると、腹部は一体に膨満し、下腹部は特に張っている。腹直筋は下腹部でやや緊張している。胸脇苦清はない。私はこれに桂枝加古薬大黄湯を与えた。これをのみ始めて、2日目、自然便のような気持ちのよい通じがあり、中1日おいて、また気持ちよい通じがあり、その後は1日おきにょい便がでるようになり、腰の痛みもとれ、腹も張らなくなった。しかし薬をやめると、便秘がするので、3ヶ月ほどの間は、毎日、これをのん鵡それからのちは・薬をのまなくてもどうにか通じが自然に出るようになった。 ・現代病名:便秘 |
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〈かぜ気味で下腹部が痛む〉 26歳薬剤師の例ですが、学生時代はよくかぜをひいておりましたが、最近は丈夫になり、あまりりかぜをひかなくなっていました。一週間程前、勤め先から帰って来てかぜ気味で少し寒けがあり、急に下腹部が張った感じがし腹筋が膀下でつれて痛むという。軟便性の下痢があり「膀胱炎にでもなったのかなあ」と言っていたが、聞いてみると咽痛もなく、頭痛や関節痛もなく、僅かに鼻声である。小便は異常はないという。下腹部はかなり痛むとのこと。冷えによるものと思い、少しだるそうであったので、桂枝加芍薬湯1包を寝る前に服用するように与えた。これは『類聚方広義』の桂枝加芍薬湯の所に、吉益東洞氏が方極の文として「桂枝湯証にして、腹拘撃甚だしき者を治す」とあるのによって与えたものです。翌朝ほぼ痛みはなくなりましたが朝2服目を与えたところ、風邪気味の症状も大便も正常となり全治しました。 ・現代病名:下腹部痛 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 |
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…汗法:肺気を宣発し営衛を暢調にして膜理を開泄することにより、「遍身にちゅうちゅうと汗出づ」の状態にし、肌表にある外邪を汗とともに解除する治法です。 |
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【中薬大分類】温裏(補陽)剤…体内を温める方剤です。即ち、裏寒を改善する方剤です。 【中薬中分類】温中散寒剤…中焦の冷え(裏寒)に用いる方剤です。中焦脾胃の陽気が虚衰して、運化と昇陽が不足し、腹痛・腹満・食欲不振・口渇がない・下痢・悪心・嘔吐・舌苔が白滑・脈が沈細または沈遅の症候がみられます。 |
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裏寒虚(りかんきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。 …人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。 【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】脾虚・太陰(ひきょ・たいいん) 【中医学効能(治法)】 緩急止痛・温中散寒 【用語の説明】(term) 止痛(しつう) »…痛みを止めることです。 温中散寒法(おんちゅうさんかんほう) »…温・熱性の生薬を用いて脾胃を温め、腹痛や冷え下痢などを治療する方法です。類語:温裏散寒法(おんりさんかんほう) 中寒(ちゅうかん) »…寒冷に中る(あたる)ことです。 脾虚(ひきょ) »…脾の機能が落ちた状態のことです。 太陰(たいいん) »…五臓に属する陰経の一つで、陰気が旺盛であることです。 |
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue) 著変なく淡紅です。時に薄い白苔です。
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse) 弦弱です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
【桂枝加芍薬湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
桂枝加芍薬大黄湯 » …本方と同様の症状を呈するが、裏急後重と便秘がさらに強い場合に用いる。脾実で詠は沈実である。太陰病であるが一部陽明病にかかっている。 | |
小建中湯 » …本方より体力の低下した人で、腹痛が持続的でさらに強い場合に用いる。本方より鎮痙、温補の働きが強い。五臓虚労で裏急。 | |
大建中湯 » …体力の低下した人で、腹痛を訴えるが、腹壁の緊張が弱く、鼓腸の程度が強く、ときに腸管の蠕動亢進が認められる場合に用いる。腹中寒して痛む者。 | |
芍薬甘草湯 » …急激に起り、筋肉の痙攣を伴う痛みに用いる。脈が弦。 | |
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
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