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コタロー 大黄牡丹皮湯 エキス細粒
主 治
瘀血を解消し、下半身の炎症を改善する漢方薬
瘀血を伴う血熱/腸癰(ちょうよう)(急性虫垂炎など)
【適応症】
月経不順、月経困難、便秘、痔疾、常習便秘、動脈硬化、更年期障害、湿疹、蕁麻疹、にきび、腫物、膀胱カタル、虫垂炎、肛門周囲炎、結腸炎、直腸炎、潰瘍性大腸炎、子宮及び付属器の炎症、骨盤腹膜炎、副睾丸炎、前立腺炎、バルトリン腺炎。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k2157 | 2.0g×42包(2週間分) | 2,180円(税込) | ||
k2158 | 2.0g×231包(77日分) | 10,733円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【大黄牡丹皮湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈下腹部の痛み〉 48歳、男性。170cm、73㎏。石油店勤務。右下腹部の痛みを訴えて来店。疲れると、右下腹部に鈍痛を感じるという。大便1日1行。小便1日5~6回。舌色やや赤みがあり、瘀血色がわずかに見られる。舌苔なし。 大黄牡丹皮湯7日分を処方したところ、大便が気持ちよく出て、3日目ぐらいから痛みを感じなくなったといい、7日分を服用してとりあえず廃薬した。 右下腹部の痛みには、大黄牡丹皮湯と単純に割り切って処方 を決めて、よく効いた例です。 大黄牡丹皮湯は桃核承気湯とともに陽明病(裏実熱証)の瘀血の薬方です。 桃核承気湯は腸燥秘結で上気逆があり、そのため目の充血・ のぼせ・イライラ・上熱下冷など、上焦に症状が現れます。月 経時や疲れた時に小腹急結という左下腹部に特徴的な痛みが出 ます。痔や月経不順などの他、子宮`直腸・結腸・腎臓・膀胱 など下腹部に痛みが現れやすいのが特徴です。 陽明病は、高カロリー食・肉・乳製品・冷飲食・ファースト フードなどの過食や飲酒過多などが裏熱(胃熱)をまねくことで起きやすくなります。いずれこれが全てᶰ血化しますので、飲食不摂の多い現代では、今後ますますᶰ血に対する処置が必要になっていくかと思われます。 ・現代病名:下腹部痛 |
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〈右側下腹部の痛み〉 61歳女性。右側下腹部がチクチクと痛むとのこと。「盲腸でしょうか?」と言うので、「便秘は?」と聞くと、「少し固い程度。そうでもない」と言う。「右側は便秘、左側は瘀血」といわれているので、大黄牡丹皮湯を1日2回のんでもらう。 婦人華を服用中なので併用します。7日で痛み解消。念のため病院で診断してもらったら異常なしで安心しました、との電話がありました。あのまま放っておいたら盲腸になっていたかもしれません。 ・現代病名:下腹部痛 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 |
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…吐法:嘔吐させることにより、咽喉・胸膈・胃カンなどに停留している痰涎・宿食・毒物などを口から排出する治法です。 |
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【中薬大分類】癰瘍剤(ようようざい)…できものに対応する方剤です。解毒消腫・托裏排膿・生肌斂瘡の効能を備え、体表部の癰(ヨウ)・疽(ソ)・疔(チョウ)・セツ・丹毒・流注・瘰癧また臓腑の癰瘍(ヨウヨウ)に適用する方剤です。 【中薬中分類】内瘍剤…体内のできものや潰瘍(臓腑に生じる内癰)に用いる方剤です。 |
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裏熱実(りねつじつ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(暑がり)、実証(体力充実)、瘀血(血流停滞)の方に適応します。 …人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。 【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】熱毒蘊結・気血壅滞(ねつどくうんけつ・きけつようたい) ● > 女性の使用が多い方剤です。 【中医学効能(治法)】 瀉熱逐瘀・清熱瀉下・活血消癰 【用語の説明】(term) 瀉熱(しゃねつ) »…熱の過剰な状態を改善することです。 清熱瀉火法(せいねつしゃかほう) »…寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。 活血(かっけつ) »…血の流れを良くすることです。 熱毒(ねつどく) »…熱の勢いが強く、発赤、腫脹、化膿、高熱などを引き起こします。 |
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue) 紅色で乾燥、薄黄膩苔を見ます。
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse) 沈緊遅です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
2.著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、腹痛、下痢等があらわれるおそれがある。]
3.著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
重要な基本的注意
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。
3.ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。
【妊娠・授乳の注意】
●大黄、牡丹皮、桃仁、芒硝により、流早産の危険性があります。
●授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、注意が必要です。
補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106